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古川 智弘; Konys, J.*; Mller, G.*; 青砥 紀身
鉛ビスマス利用技術ハンドブック(CD-ROM), 21 Pages, 2007/03
酸素濃度制御した550C流動鉛ビスマス中における高クロム鋼の腐食特性に関する報告である。試験材は12Cr鋼と9Cr-ODS鋼の2鋼種で、550C,2m/secの流動鉛ビスマス中にて最長5,000時間の腐食試験を実施した。試験中は、10mass%を目標にAr-H/HO混合ガス通気(一時的に空気通気)による酸素濃度制御を実施した。800時間及び2000時間経過時に試験片を取り出し、鉛ビスマス接液部近傍を対象に電子顕微鏡による組織観察を実施した結果、両鋼ともに保護性酸化皮膜が安定に形成されており、良好な耐食性を示すことが確認された。なお、本発表は、2004年11月の日本原子力学会第13回液体重金属利用技術研究専門委員会において口頭発表したものであるが、今回「鉛ビスマス利用技術ハンドブック」に掲載されることとなったことから、改めて外部発表登録するものである。